多田かをる捕まる常子を見捨てビアホールから逃げる?警察沙汰の事件?とと姉ちゃん第61話あらすじ
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常子は、星野からのプロポーズを断り、とと姉ちゃんとして生きる道を選びます
しかし戦争が長期化し、世の中は欠乏しており、その波は森田屋や青柳商店にも迫っていました
そんな中常子は、憂さ晴らしも兼ねて、多田かをるにビアホールに誘われます!
そこで常子は…警察沙汰の事件に巻き込まれて、捕まってしまいます
多田は、常子を見捨てビアホールから逃げるのです…終いには…
とと姉ちゃん第61話あらすじを紹介します!
第61話あらすじ
常子は星野からの結婚の申し出を断り、とと姉ちゃんとして生きていく決意をしました
出典:www.instagram.com
昭和15年10月、三姉妹は、洗面台に並んで歯を磨きます
君子「美子!ハンケチ洗濯に出てないけど、鞄のなかじゃない?」
美子「お婆様の所に忘れてきたの…」
鞠子「また行ってたの?!」
美子「小僧さん達に足袋作ってって頼まれたから…」
鞠子「もうすぐ試験でしょ?毎日裁縫ばかりじゃ…ねぇ?」
常子「ん?そんなにガミガミ言わなくてもよっちゃんだって、分かってるわよ!」
美子にガミガミ言っていた常子はどこへやら?
鞠子「前だったら、勉強しなさいっ!て頭ごなしに怒ってたのに…」
美子「とと姉ちゃん、大人になったんだね!」
鞠子「生意気言ってぇ!」
鞠子は、常子の態度に驚きますが、星野との事情を知っている君子は、常子の事を心配そうな様子で見つめます
常子は部屋に戻り、仏壇のととに手を合わせて…
常子「いってきます」
そう挨拶をして、常子が書いた机に置いてある目標を見つめるのでした…
鳥巣商事、ピンチ!
鳥巣商事では、タイプ原稿が日に日に減ってきています…
常子「終わったので、お手伝いしましょうか…?」
多田「手伝うも何も…原稿が無いのよ…」
常子「あっ…でもさっきこう、手を…」
多田「あぁ…何もしていないと、眠くなっちゃうから練習してたの」
常子「あぁ…最近めっきり仕事減りましたよね…」
多田「相当苦しいって噂よ?戦争のせいでアメリカへの輸出が禁止になったでしょ?このままじゃ、この中の誰かが首を切られるかも…」
常子「…やめてくださいよぉ!」
多田「だって、どう考えても真っ先に首を切られるのは、女からだもの…」
時代のせいで、これまで通りにいかなくなっているのは、常子の会社だけではありません…
森田屋、ピンチ!
森田屋の仕入れ先「田畑乾物店」の値上がりで、宗吉が怒っています
宗吉「5倍の値段じゃないかよぉぉお!」
田畑「この手のは、全部売れてしまったから仕方ないだろぉ!」
宗吉「何が売れちまっただよぉ!どうせ公定価格に回しは少なくして、最初から高く売りつけようって魂胆だったんだろぉ?」
田畑「言っとくけどなぁ、女将の決めた値段通りやってたら、商売にならねぇんだよぉ!このご時世、5倍でも買うやつはいる。気に入らないなら、他あたってくれ!」
宗吉は、乾物店主の言葉に焦り…
宗吉「そんな事言うやつじゃ、なかったじゃねぇかよぉ!ただでさえ、材料が入って来ないでウチは切羽詰まってんだよぉ…頼む!俺とお前の仲じゃないか!ね?」
田畑「ウチだってな、儲けがなけりゃ、家族食わせていけないんだよ!根本んところみたいに、廃業しちまうんだっ!このままじゃ、明日は我が身だよ!」
日中戦争が長期化し、食料や生活物資が、全て軍事優先となったため庶民は欠乏していました…
政府は、経済統制の為価格等統制令を発布し、国が定めた価格以上での物資の販売を禁止しました
しかし、どの業界も裏で闇価格での販売を行う者も少なくありませんでした…
それは木材業界も同様で…
青柳商店、ピンチ!
青柳商店では、滝子清隈井が…
滝子「お国に盾突こうってのかいっ?!」
清「お母さん!声が大きいですよ!誰かにきかれでもしたら…」
滝子「人に知られてマズい商売するんじゃないよっ!!!」
清「ですから、それは山地で高い値で仕入れた材を、国が…」
滝子「お縄にでもなったら、200年守って来た青柳の信用はガタ落ちさぁ!」
おそらく、清は木材を闇価格で販売しようと提案しているようです…
猛反対する女将滝子に対して、隈井が…
隈井「女将さん…長生き持ちますが、清さんは間違っちゃいないと思います…今年に入って3人も兵隊に取られ、ウチもかなり混乱しています…仰っている事も重々分かりますが…」
滝子「青柳の看板を背負っているのは、私だよ。私に従ってもらう!」
清の提案は通りませんでした…青柳商店も混乱しているようです…
そこへ、職人がやってきて
職人「女将さん!組合長の小谷さんがお呼びです!」
滝子「後にしておくれ…」
職人「どうやら、陸軍からの通達があるようでして…」
なにやら、青柳商店にも黒い影が迫ってきているようです…
君子、給金もらえない?
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常子は、職場から家に帰えると
玄関先に、宗吉とまつがいました!
常子「ただいま帰りました!うわぁ!」
宗吉「待ってたぜぇ…常子…」
まつ「おかえり…おかえり…」
常子「ただいま…」
宗吉「ちょっとな…話があんだ…」
そう言われ、居間に行くと、みんな揃っていました
常子「あらっ!みんなお揃いで…」
宗吉「大事な話でよぉ…全員が居る前で話をしたいんだ…」
鞠子「じゃあ、照代さんは?」
美子「朝から出払ったままですか?」
宗吉「いやぁ…あいつはいいんだ…」
まつ「ほらぁ、早くしなっ!」
宗吉「おぉ…う~ん…」
まつ「ほらっ!」
宗吉「う~ん…」
まつ「ほぉらっ!」
なかなか話を切り出せない宗吉の膝を、まつが何度も叩きます
そして…
宗吉「すみませんっ!!!!!今月の給金しばらく待ってほしいんだ!!!」
君子「えっ…」
君子は驚き、長谷川はお茶をこぼして動揺します…
そして常子が尋ねます…
常子「しばらくって、いつまでですか?」
宗吉「それがぁ…何ともなぁ…」
まつ「急な事で、申し訳ないと思っているよぉ…」
宗吉「仕入れが出来ないと、ろくな弁当も作れない…そうなると余計注文も減るって具合でなぁ…情けねぇ話だが、個々の家賃も払いきれてない有り様でよぉ…」
まつ「いやっ!今まで通り賄いは用意する!だから…せめて給金だけでもぉ…」
お弁当でわかる、森田屋
松と竹の2種類の弁当を、竹1種類に
まず、森田屋は松弁当を作るのを廃止し、竹弁当1種類に限定しました
お芋でかさ増しした芋ご飯メインに
次に、麦ごはんを芋で嵩増しして、具材は減少しました
宗吉とまつは、二人揃って土下座をしながら頭を下げます
君子「…分かりました。」
宗吉「本当かい?!」
常子「私も同じ気持ちです」
まつ「本当にすまないねぇ…」
宗吉「心配かけちまって、悪いなぁ…」
君子「いいえ…」
鞠子、美子、長谷川、富江は、とても不安な顔をしています…
それにしても…なぜ照代は家を朝から空けているのでしょうか…?
私が稼ぐから心配しないで!
その夜、小橋家は部屋で話をします…
美子「本当にいいの?かかタダ働きになっちゃうのよ?」
君子「首になってもおかしくないの…置いてもらえるだけでも、ありがたい事じゃない?」
鞠子「私も心配…」
常子「心配いらないわっ!私が働いて、ちゃんと稼ぐから!」
美子「頼もしい!」
常子は、一家の大黒柱として、これまで以上に仕事に励みました!
常子、多田に誘われる
常子は、退社をしようとすると、多田が追いかけてきて…
多田「待って!小橋さん!」
常子「あっ、私何か忘れ物でもしました?」
多田「あぁ…違うの!これからビアホールでもどう?」
常子「あぁ…行きたい所ですが、今はちょっと贅沢は出来なくて…」
多田「そう…弟の事で相談がしたかったんだけど…」
常子「弟さん?」
多田「下の5人が反抗的でさぁ…」
常子「うちの妹も、少し前までそうでした!」
多田「最近は上手くいってるの?」
常子「このマフラーも妹が編んでくれたんです!」
多田「いやぁ…羨ましいなぁ!ね!どうすればいいか聞かせてくれない?憂さ晴らしもかねてっ!どうしてもダメ?」
常子「…少しだけならっ!」
多田「ありがとう!じゃあ鞄取って来るからここで待ってて!」
多田はそう言うと、タイプ室に戻りますが…
多田、話しを聞いてしまう…
タイプ室では、山岸課長と佃部長が話しをしています
佃部長「山岸君、ちょっとお願いがあってねぇ?」
山岸課長「はいっ!お願いですね!」
佃部長「上野常務から、姪っ子を頼まれていて」
山岸課長「頼まれたと申しますと…?」
佃部長「ウチに採用しろって事だよぉ!」
山岸課長「しかし、現在は人員削減の先張りでして…」
佃部長「そんな事は、わかってる!そこを何とかするのが君の仕事だろぉ!」
山岸課長「あぁ…はい…」
佃部長「だったら…誰か切ればいいじゃないかぁ!」
山岸課長「あぁ…えぇ…」
多田は、二人の会話を聞いてしまい、常子が待っている所に暗い顔で歩いて行きます…
常子「随分、陽も短くなってきましたねぇ!もう、薄暗い!」
多田「…。」
常子「多田さん?」
多田「あっ!お待たせしてごめんなさい…行きましょうか?」
常子は、明らかに様子が変だった多田を不思議そうに、見つめるのでした
ビアホールは賑わっている
二人は、ビアホールでビールを飲んで会話します
常子「こんなに賑わっているなんて、知りませんでした…お弁当屋さんは苦しいのに」
多田「どんなご時世でも、お酒がある所に人は集まるんじゃない?むしろ、苦しい時こそかも?」
常子「あぁ…分からなくはないかも?でも、今日は一杯だけにしておきます…」
出典:navicon.jp
常子、多田男性客に絡まれる
その時、ビアホールで飲んでいた男性に因縁を付けられます
男性1「良いご身分だなぁ?女のくせに、ビールで乾杯か?」
男性2「お姉ちゃん達さては、職業婦人様か?」
常子「気にしないで飲みましょう!」
多田「でも…」
男性1「女だったら、こっち来て酌でもしろよっ!おいっ聞こえねぇのか?それとも女じゃないのかなぁ?」
そう言いながら、男性の一人が多田の体を触ります…
常子は、男性を跳ね除けて、多田を守ります
出典:amd.c.yimg.jp
多田「やめてくださいっ!」
常子「やめてくださいっ!」
男性2「生意気に!少しばかり賃金が良いからって、図に乗るんじゃないよ!」
常子「図に乗ってなんか!」
男性1「お洒落などする余裕が、よくあるもんだなぁ!」
常子「贅沢はしていません!」
男性は常子の鞄とマフラーを床に投げて、踏みつけます…
男性1「これだってそうじゃないか?これだって!!!!」
常子「やめてください!」
常子は、美子の編んでくれたマフラーを取り返して、大切に抱えます
男性1「汚ねぇマフラーがそんなに大事か?」
その言葉に対して、常子は怒り男性をビンタしてしまいます…
男性の怒りに触れた常子は、取り押さえられ、身動きが取れなくなってしまうのです
常子が男性達の標的となり、ビアホールが騒がしくなったのを見て、多田は荷物を持って1人逃げ出すのでした…
まとめ
戦争の長期化で、食料や生活物資が手に入りにくくなった時代
小橋家のクラス深川でも、どんどんお店が潰れていきます…
その影は、森田屋や青柳商店にも迫って来ているのでした
そして常子は、多田に誘われたビアホールで、男性客に絡まれ、終いには多田に見捨てられ…
この事件がきっかけで、常子に身にも暗い影が迫って来ているようです…
とと姉ちゃん第62話あらすじはコチラ!
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