花山伊佐次「スタアの装ひ」を買う?売れ残った雑誌の数は…?とと姉ちゃん第84話あらすじ
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常子達の雑誌「スタアの装ひ」はコピーされてしまい
沢山の類似品が安く販売されてしまいました…
常子達の雑誌は、相当な数が売れ残ってしまい、1冊目は失敗に終わります
そんな常子達の雑誌を、花山伊佐次は書店で見つけて買うのです!
とと姉ちゃん第84話あらすじを紹介します!
第84話あらすじ
小橋一家は増刷した1000部を持って、再び闇市に繰り出しますが…
美子「とと姉ちゃん!ちょっとこれ見てよっ!」
鞠子「何よ、これ…!」
君子「スタアの洋服…随分似た本ねぇ!」
鞠子「似てるんじゃないです!きっと真似したんですっ!」
君子「へっ?!」
小橋一家が頑張って作った【スタアの装ひ】を真似した雑誌が、数多く並べられていました…
売れたらコピーされるよ!
すると、書店の男性が…
書店の男性「ははは~そうだろうねぇ!売れたって噂になった本は、すぐ似たようなのが出から!」
常子「スタアファッション…スタアの着物…」
鞠子「スタアの彩り…ファッションは装ひ…!敵も考えるわね…」
美子「これなんて酷いですよ!」
一同「装ひのスタア?!」
常子「逆さにしただけじゃないっ!」
鞠子「もはや、意味も分からない…」
君子「あ…真似されるなんて、光栄じゃない?こっちが元祖なんだもの!自信持って売りましょう!」
常子達の雑誌は、完全にコピーされてしまいました…
全く売れず…
小橋一家は、雑誌を売りますが
君子「いかがですか?スタアの装ひ!これさえあれば…」
女性1「あぁ!似たような買ったからいいよぉ!」
女性2「私も!」
君子「でも、この雑誌が元祖なんです!」
女性達「そんな事は知らないよぉ!いくらなのぉ?」
君子「7円です!」
女性達「7円?!この前買ったのは、4円だったよ!高いわねぇ…!!!!」
コピーされた常子達の雑誌は、安く売られているようで全く売れません…
1000冊中、716冊売れ残り…
一月経っても、増刷した【スタアの装ひ】はわずかしか売れていませんでした…
鞠子「全部で716冊…ほとんど残っちゃったね…」
君子「真似されちゃったから…最初は売れたもの!」
常子「それだけではありません…私の管理の甘さのせいです…」
君子「安くしようと、仙花紙を選んだのは私ですから…」
美子「まさか、こんなにボロボロになる紙だったとは…」
美子が、雑誌のページを開くたびに、紙が破れるというより、割れてぽろぽろ落ちてきます…
美子「どうする?とと姉ちゃん…」
常子「悪評も取っちゃったし、2冊目を売るのは1冊目を売る時より大変だと思う…」
鞠子「そんなに…甘くなかったって事よね…立ち止まるなら、今しかないんじゃない?次失敗したら、お金本当に無くなっちゃうよ…」
鞠子は、完全に弱気になっていますね…
鉄郎、ジーンズ事業に失敗
そこへ、鉄郎が帰ってきます
一同「お帰りなさい…」
鉄郎「おぉ…」
鉄郎は、そう言って部屋に戻り自分の荷物を全部持って…
鉄郎「じゃあな…」
常子「え、ちょ、ちょっとま、待って待って!え?え?」
鞠子「どうしたんですか?突然?!」
鉄郎「すぐ、舞鶴行かなきゃなんないんだっ!新しいビジネス始めるんだよっ!」
美子「えっ?ジーンズは?こっちで一山当てるんでしょ?」
鉄郎「そのつもりだったんだけどよぉ…俺の方も失敗しちまった…」
常子「えぇ…」
鉄郎「仕入れの為に大金払った後で、進駐軍の元締めが、MPに捕まっちまってよぉ…はぁ…大儲け出来そうだったのになぁ…くそっ!そいつも、売れる時に値引きしてでも売りつくした方が良いぞっ!今舞鶴は、引揚船の港として賑わっているらしい!そこで、今度こそ一旗揚げてやる!」
常子「叔父さん!お金っ!」
鉄郎「金?」
常子「お借りした資金、まだ返せてません!」
鉄郎「あぁ!いいよっ!今返しちまったら、次の本が創れなくなるだろ?」
常子「え…でもぉ!」
鉄郎「常子、鞠子、美子、諦めないでもう一度出せっ!俺は、当分東京には戻らねぇ!俺の居る所の本屋にも置かせてもらえるような雑誌、作ってくれ!見つけたら、すぐさま電報打つから!なっ?達者でな!」
鉄郎は、そう言うとすぐに玄関から出て行ってしまいました…
とと姉ちゃんの向井理の役柄は?おじさん小橋鉄郎はどんな人物?
美子「行っちゃった…」
鞠子「何だかんだ言って、居ないと寂しくなるねぇ…」
美子「そうそう!この1年、叔父さんが居てくれて心強かったわ!」
君子「そうねぇ、男の人が居るのと居ないのでは、違ったのでしょうねぇ…」
常子は、玄関に突っ立ったまま、動きません
君子「常子?」
鞠子「どうしたの?」
常子「あと1冊頑張ってみない?もう後は無いけど、やるだけやってみようっ!」
鞠子美子「うん!」
君子「頑張りましょう!私も何でも手伝うからねっ!」
常子鞠子美子「ありがとうございますっ!」
常子は、ボロボロになった【スタアの装ひ】を手に取って、覚悟を決めるのでした!
花山、雑誌を手に取る
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その頃、花山伊佐次は、以前五反田から聞いた常子の雑誌の事を思い出し、書店を訪ねます
花山「なぁ君、スタアの装ひって本はあるか?」
書店の男性「スタアの装ひ?えぇ…どれだったかなぁ?あっ、そうそう!」
書店の男性は、端の本の山を崩しながら、スタアの装ひを探します
花山「なぜ、そんな所に置いてある?」
書店の男性「いやぁ…ちっとも売れなくて、引き取ってもらおうと思ってねぇ!はぁ、値段は高いは、紙の質は悪いわで、すぐボロボロになっちゃうって噂が広まっちゃってよぉ!そうなったらもう、誰も買わないわっ!あっ、あった!あんた、買うのかい…?」
花山「あぁ…」
書店の男性「7円だ」
花山は、常子達の雑誌スタアの装ひを手に取り、眺めるのでした…
スカートはいて唐沢寿明登場?花山伊佐次のモデルや役柄は?とと姉ちゃん常子と初対面は?
常子、助言を貰いに甲東出版へ
常子は、2冊目の雑誌を創る為に、甲東出版へアドバイスをもらいに行きます
谷「そうかぁ…そんなに売れ残ったのかぁ!」
常子「えぇ…」
谷「あ…小橋君申し訳ない…!」
常子「えっ?」
谷「あぁ…もう新しい奴を雇ってしまったんだよ…だから、君を受け入れる余裕が…」
常子「あ、あっ!いや、あのそういう相談ではなく…2冊目を作る上で、何か助言を頂けないかと…」
谷「あっ!そういう事?^^あ…そういう事かぁ…」
五反田「この前も言ったけど…女性向けの雑誌は、僕等も詳しくないからねぇ…」
常子「あぁ…何でもいいんです!何かありませんか?!もう失敗出来ないんです!」
谷「だがぁ…女性目線の雑誌等、皆目分からんのだよぉ…」
相田「そうなんですよねぇ…我々の目から見たら、悪くない紙面の気がしたんだけど…」
富樫「いや、そもそも我々の目が社長によって培われた物だしねぇ…ふふふ!」
谷「何だ?!その言い方っ!え?何だ?俺が悪いのかっ?!」
一同「いやっ!そういうわけじゃっ!!!!」
相田「どうせ助言貰うなら、別の人が良いんじゃないかなぁ?」
出典:amd.c.yimg.jp
やはり、甲東出版の面々には、助言をする事は難しかったようです^^;
しかし、五反田は何か常子に言ってあげたいようで…
花山伊佐次に相談してみろっ!
家に帰ろうとする常子を、五反田が追いかけてきます!
五反田「常子君!あの人に相談してみろよっ!」
常子「あの人…?」
五反田「花山伊佐次!会った事あるだろう?」
常子「花山さん…?あっ、あの内務省に居た方ですよね?」
五反田「あぁ…そう!その花山さん!」
常子「私、あの人どうも苦手で…」
五反田「あぁ…正直な人なんだよ!」
常子「でも、花山さんって挿絵を描かれる方ですよね?」
五反田「だけじゃない!あの人は元々、帝大新聞の編集長だったんだ!ウチの編集長がヘソを曲げると厄介だから、今さっきは言わなかったんだけど、花山さんってのは、絵も文章も、編集の力量も、業界じゃ有名だったんだぞ!だから、宣伝標語で、内務省からお呼びがかかったんだ!」
常子「あぁ…でもあの方はちょっと…」
五反田「確かに、行動は自分本位だし、発言は歯に衣着せぬので、傷つけられる事も多いよ…でもねあの人の女性への目線は、男性から女性を見た視点ではなく、どことなく女性側の視点で見ている気がするんだっ!」
常子「あの方がですか…?」
五反田「あぁ!花山さんが書いた文章や、挿絵なんかからは、そんな匂いがするんだよなぁ!」
常子「確かに、あの方の挿絵は好きですけれど…」
五反田「きっと、君の作ろうとしている雑誌をより良くしてくれるはずだっ!これっ!訪ねてみてごらん!」
常子「はい…。」
五反田は、常子に花山伊佐次の住所を書いた紙を、渡します
常子、花山、お互いの作品を見る
その頃、花山伊佐次は自宅で先程買った【スタアの装ひ】を読んでいます
帰宅した常子は、以前花山伊佐次から受け取った挿絵を、押し入れから出して眺めます
出典:i.ytimg.com
そして、五反田にもらった花山伊佐次の住所を見て、決心するのでした…
とと姉ちゃん第85話あらすじはコチラ!
寺田農演じる関元和四郎と唐沢寿明演じる花山伊佐次の関係とは…?
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